どーも!コーヒー好きの「こまと」です!
毎日欠かせない一杯のコーヒー!せっかく飲むなら、香り豊かで美味しいコーヒーを飲みたいですよね?
それで今回は、コーヒー豆の保存方法について、とことん掘り下げていきます。
この投稿は、こんな方にオススメです!
・コーヒーをもっと美味しく飲みたい!
・豆の保存方法がよくわからない!
・保存場所を特に気にしてなかった!
コーヒー豆の保存方法をマスターして、毎日美味しいコーヒーを楽しみましょう!
この記事を最後まで読むと、以下のことがわかります。
- コーヒー豆の敵は?
- コーヒー豆の適切な保存方法
1 コーヒー豆の敵は?
コーヒー豆の敵は4つあります。
・まず始めに「酸素」です。
空気は生きていくのに無くてはなりません!
しかし、焙煎されたコーヒー豆は空気に触れると酸化がすすみ、その結果、あなたの大好きな風味や香りが失われてしまうんです。
その原因の一つが「油分の酸化」です。コーヒー豆は焙煎によってスポンジのようになっているため、内部の油分や香り成分が露出しやすい状態になっています。
コーヒー豆の油分は、深煎りした場合はすぐに浮いてきますが、数日経ったことでにじみ出てくるのもあります。皆さんもご承知のとおり、時間が経った油は美味しくないですよね?
「時間が経った油は美味しくない=空気にあまり触れさせない。」
よって、コーヒー豆は、空気中の酸素と接触することで酸化がすすみ、その結果、風味や香りが失われてしまうんです。
・次の敵は「光」です。
光は、コーヒー豆の成分を酸化させてしまいます。
特に厄介なのが「紫外線」です。紫外線はコーヒー豆に含まれる油分と反応してを酸化、いわゆる「油焼け」を起こすのです。
酸化がすすんだ豆は、風味や香りが失われたり、雑味が発生したりします。
紫外線は、太陽光や蛍光灯などにも含まれるているため、キッチンやダイニングなど光があたる場所にコーヒー豆を置いておくと、酸化がすすんでしまうのです。
よって、光が当たる場所での保管は避け、敵から豆を守りましょう。
・続いては「熱」です。
コーヒー豆は温度変化にも弱く、常温から10℃温度が上がると酸化スピードは約2倍になります。
高温によって、コーヒー豆の風味成分や香りの成分が揮発しやすくなります。これにより、香りが弱くなったり、味が薄くなったり、時には豆の中の油脂が酸化し、嫌なにおいを発生させることがあります。
一方、逆に常温から10℃温度が下がると酸化スピードは約1/2になるそうです。
よって、高温になる場所は避けて保管し、敵より豆を守りましょう、
・最後の敵は、「水分」です。
焙煎されたコーヒー豆が水分に触れると、スポンジのようになっているため水分を吸収し急速に酸化してしまいます。
これは、水分が酸化を促進し、豆の成分を変化させてしまうからです。。
なぜなら、水分は他の食品度同様にコーヒーの油分と空気中の酸素が結びつくのを促し、酸化を加速させてしまうのです。
そして、湿度の高い場所では、カビが発生しやすくなり、コーヒーにカビ臭がつく可能性もあります。
よって、水分に触れると、コーヒー豆の風味は急速に劣化し、味などに影響と与えます。
2 コーヒー豆の適切な保存方法
これまで4つの敵について、話をしてきました。
これら4つの敵からコーヒー豆を守るために、以下のことに気をつけましょう。
保管容器
豆は、必ず密閉容器に入れて保存しましょう。ガラス瓶や陶器製のキャニスターなどがおすすめです。
プラスチック製の容器は、コーヒー豆の油分を吸収する可能性があるため、できれば避けたほうがいいです。
涼しい暗い場所
豆は、高温多湿の環境を嫌います。冷蔵庫の野菜室や、冷暗所で保存するのが理想です。
ただし、冷蔵庫に入れる場合は、他の食品の匂いを吸い込まないように、密閉容器に入れるなど工夫して保存しましょう。
乾燥剤
コーヒー豆の保存容器に乾燥剤を入れると、湿気から豆を守り、豆の酸化を防ぐことができます。
小分け
一度に使い切る量を小分けにして保存すると空気に触れる回数が減り、酸化を遅らせることができます。
コーヒー豆の保存に適した容器
おすすめの容器をいくつかご紹介します。
○ 陶器製のキャニスター
- メリット:密閉性が高く、遮光性も優れています。存在感があり高級感も魅力です。
- デメリット:重くて割れやすい、種類が少ない場合があります。
我が家では砂糖、塩などの調味料も入れています
○ ガラス製のキャニスター
- メリット:何といっても中が見えるので、残量が一目でわかります。種類も豊富でおしゃれなデザインのものも多くあるため色々楽しめます。
- デメリット:残量が一目でわかる反面、光を通してしまうため暗い場所での保管が必要です。
○ ステンレス製のキャニスター
- メリット:丈夫で錆びにくく、お手入れも簡単。そして遮光性も高いです。
- デメリット:金属臭がついてしまう可能性があります。
○ ホーロー製のキャニスター
- メリット:密閉性、遮光性、耐熱性にも優れています。さまざまなデザインもあります。
- デメリット:重い、お値段が気になります。衝撃に弱い材質です。
○ アルミ製の袋
- メリット:密閉性が高く、遮光性もあります。なんといっても軽いです。
- デメリット:中身が見えない。耐久性にかける。
○ 真空パック
- メリット:密閉性が高く、とにかく軽いです。
- デメリット:遮光性に欠ける。数回使用すると閉じにくくなる。口の閉じ忘れにより酸化させてしまう。
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4 コーヒー豆の保存場所
ご家庭によって異なりますが、保管場所として以下のような場所が考えられます。
1 冷蔵庫の野菜室
- メリット: 温度が安定していて、暗く、湿気も少ないため、コーヒー豆の保存に最適です。
- デメリット: 冷蔵庫のニオイがつく可能性があります。出し入れの時に結露を起こす。
2 パントリー
- メリット: キッチンから近い。直射日光が当たらない涼しい場所であればオススメです。
- デメリット: 夏場は温度が高くなる可能性があります。
3 食器棚の下段
- メリット: なんといってもキッチンから近いのが便利
- デメリット: 直射日光が当たったり、湿度か高くなる可能性が高い。(特に夏場)
4 地下室
- メリット: 温度が安定していて、直射日光も当たらない。
- デメリット: キッチンから遠い。湿気が多い場合がある。
保存場所を選ぶ際のポイント
- 温度: 15℃~18℃
- 湿度: 60%以下
- 光: 直射日光が当たらない
- ニオイ: 他の食材のニオイが移らないようにする
5 まとめ
これまでお話ししてきましたが、コーヒー豆の保存は、密閉容器に入れて、直射日光のあたらない涼しく暗い場所で保管することが大切です。
よって、わたしは冷蔵庫での保管をオススメします。
しかし、冷蔵庫で保管する場合は、ほかの食品の匂いがコーヒーに移らないように必ずゴムパッキンが付いている陶器、缶、瓶またはホーローなどの密閉容器に入れて、結露を防止するため開け閉めの多い扉付近は避けて奥の方で保管してください。
できれば1回で飲む量を小分けにしておくのがベストです。
6 おわりに
コーヒー豆の保存方法、いかがでしたか? 正しい保存方法を知って、毎日美味しいコーヒーを飲みましょう! もし、この記事が役に立ったと思ったら、友達にも教えてあげてくださいね。
焙煎後のコーヒー豆はどうするの?その後の処置と保存方法 も合わせてご覧ください!
焙煎後の豆について、解説してます!
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