趣味が欲しい!50代のおじさんが挑戦してできた「コーヒー焙煎」

これといって趣味がない…趣味を持ちたい…何か手軽にできることを探している…。こんな悩みを持った方に向けて書いています。

今回はコーヒー焙煎に挑戦してみました。
以前はスポーツ系の趣味がありましたが、病気によりスポーツができなくなりました。
現在は趣味を探して色々挑戦しています。
こんな52歳のおじさんが紹介します。

本記事の内容
1 使用した道具
2 今回の手順
3 注意事項
4 自宅焙煎のメリットとデメリット
5 おわりに

使用した道具

道具一式

生豆

今回は生豆150gで焙煎
私は喫茶店で購入しました。色々な通販で購入可能、喫茶店でも購入できます。

網(フライパンでもOK)

私は最初から通販で購入しました。しかし、銀杏煎り用があればベスト、可能であればフタ付きがおすすめ。
取っ手が熱くなるので木材でなければ鍋つかみを準備しましょう。

カセットコンロ(キッチンがガスなら不要)

自宅はIHなのでカセットコンロを使用しました。

トレイまたはざる

焙煎して熱くなった豆を冷ますのにトレイを使用しました。(なければ「ざる」でOK)

しゃもじ

かき混ぜながら豆を冷ますのに使用しました。(フライパンの方は煎る時にも使用します。)

うちわ

豆を冷ます時に使用しました。(ドライヤーでもよさそうです。)
うちわで扇ぎながらしゃもじでかき混ぜ、焙煎した豆を冷ましました。

今回の手順

豆の選別

私は喫茶店で購入したので、今回は必要ありませんでした。
しかし、専門店以外で購入した場合、カビや虫食いがある場合が多いので取り除きましょう。(味にも影響するそうです。)
割れた豆はそのまま使用しました。今回の私みたいに喫茶店などで購入した場合は選別してあることがあります。

火力調整

今回私は火の強さというより、網を振り続けられる高さに火がくるように調整
その結果、中火より少々強めになりました。

焙煎開始

色々な資料を基に焙煎開始

豆を網に入れて最初は網を炎より10cmほど離し、豆を煎るというより温める感じで1~2分大きな円を描くようにゆっくり振りました。


豆にほんのり色がついたので、次に網の位置を少し下げて回すスピードを上げてみました。

するとだんだん豆の香りの強くなるが、この時点で煙が出てきたら網を下げすぎているので要注意!
表面だけ焦げてしまします。


徐々に皮が剥がれ落ちてガスコンロ回りが皮だらけに、しかし、気にせず網を振り続けます。
(蓋がない網は豆をこぼさないように注意)


次にパチパチ音がして煙が出てきます。パチパチが無くなるまでそのまま続けて自分好みの焼き色をつけましょう。

今回は約12分で焙煎を終了しました。

冷却

豆の色を確認しながら火を止める。
火を止めても網や豆に熱が残っている間は、豆は焙煎され続けるそうなので少し早めに火を止めたほうが良いでしょう。
次に網からざるに素早く豆を移し、なるべく多くの豆に風が当たるように平らに広げ、うちわで扇ぎながらしゃもじでかき混ぜ冷ましましょう。
網の蓋を開けるときは、火傷に注意!

完了

完全に豆が冷めたら焙煎完了。

詳しくは、「50代のおじさんができた|思ったより短時間コーヒー焙煎」をご覧ください。

注意事項

最初から豆を火に近づけ過ぎて、表面だけを焦がさないように!(表面だけ焦げて、中が生かも…)

焙煎中(後)は、網、豆が非常に熱くなっているので、火傷には十分注意!(本当に熱いです。)
私は網を開ける時あまりの熱さに豆を少しこぼしてしまいました。

自宅焙煎のメリットとデメリット

メリット

・コスパがいい
・新鮮なコーヒーが飲める
・1種類の豆から色んな味が楽しめる
・独自のオリジナルブレンドが作れる

コスパがいい

「焙煎された豆」と「生豆」は値段がちがいます。

豆の値段
・焙煎豆:4~5,000円/kg
・生 豆:1~1,500円/kg

上記は平均的な値段ですが、値段は物によりますが生豆は約3分の1の値段で手に入れることができます。
喫茶店は選別してある分、少し高かったです。

詳しくは、「コーヒー豆の選び方|味は産地で変わる?そして淹れ方でも?」をご覧ください。

新鮮なコーヒーが飲める

なんといっても自分で焙煎すると、焙煎したてのコーヒーを飲むことができます。
この経験は他ではなかなかできません。自分で焙煎しない限り飲む機会がないので、自家焙煎の最大の魅力といえるでしょう。(一般的には焙煎後1~3日置くと良いそうです。)

1種類の豆から色んな味が楽しめる

自分が好きなように焙煎度合いを決めることができ、同じ豆でも浅煎り~超深煎りまで自由に焙煎することができるので、全く違う風味を楽しめます。(市販の物と違う味を楽しめました。)

独自のブレンドが作れる

慣れてきたら自分で焙煎した豆をブレンドすることによって、オリジナルブレンドを作ることができます。
お気に入りの味を発見できるかもしれません。

デメリット

・手間や時間がかかる
・部屋が汚れる
・最初は好みの味にならない
・焙煎のニオイや煙が気になる

手間や時間がかかる

自分で焙煎するので、その分、煎る時間や準備の手間がかかります。
焙煎時間は1回に10~15分ほどですが…
その間、網を振り続けて焙煎具合をみて調整するため、その場を離れずに確認しておく必要があります。

部屋が汚れる

薄皮が飛びまくってコンロの周りが汚れます。思った以上に汚れました。
焙煎後の片付けも大変なので、同居している方、家族の理解や対策が必要です。
しかし、乾燥している物なのでそこまで時間はかかりません。豆をこぼさなければ…

最初は好みの味にならない

最初は慣れないことから好みの味が引き出せません。私はビビッて早めに止めてしまったので…
しかし、飲めないほどではないので、それもまた味わいです。

焙煎のニオイや煙が気になる

家の中で焙煎するとカーテンや壁にもニオイがついてしまうこともあります。
しっかりと換気などの対策をすれば防ぐことができるため、焙煎前には確認しておきましょう。
さらには、場所や時間帯などによって近所迷惑になる可能性もあるので注意が必要。

おわりに


最後までご覧いただきありがとうございます。この記事はあくまでも私が体験したことをもとに書いています。
焙煎と聞くと難しそうに感じましたが、実際にやってみても特別難しいことはありませんでした。
また、生豆も道具も通販で手に入れることができ、焙煎された豆よりも生豆で購入したほうが安いので、コストパフォーマンスにも優れています。
休日の慌ただしい日常を忘れ、自分で焙煎したコーヒーを飲む!あなたも体験してみては?

詳しくは「50代のおじさんができた|思ったより短時間コーヒー焙煎」をご覧ください。

今回は以上です。

コーヒー

コメント